点字名刺プロジェクト 



2016年1月21日・22日・23日・24日・25日・26日・27日・28日・29日の作業日誌


画像は1月27日の作業風景です

作業日誌をご覧いただき誠にありがとうございます。
前回更新させて頂いた19日の作業の後、21日・22日・23日・24日・25日・26日・27日・28日・29日と作業を行う事ができました。


今回もココロあるご注文を頂きまして本当にありがとうございました。


点字名刺の作業が終わり、全盲の視覚障がい者を自宅にお送りします。ご本人が自宅のドアを開け、そして家族に対し、「ただいま~」と響き渡る声を聞いた時、この仕事のやりがいを感じます。


「今日も頑張ってきたよ」 


というココロのこもった ”ただいま” だからです。 


そんな環境をたくさん作りたいです。


しかしながら、この点字名刺プロジェクトはご注文があって初めて成り立つプロジェクトでございます。ご注文がなければ運営する事ができません。


点字が社会に普及する事で視覚障がい者の理解につながると共に、視覚障がい者の数少ないお仕事にもなっています。そんな優しい点字名刺を所有する事で、お客様の第一印象も高まります。みんなが幸せになるアイテムとして普及をさせていきたいです。


点字名刺に対するご理解とご注文をどうぞよろしくお願いいたします。





2016年1月30日、埼玉県上尾市に行き、NPO法人みのり設立準備委員会が主催する、「見えないから見えたもの」を鑑賞しました。竹内昌彦先生(全盲 = 岡山県立岡山盲学校講師)の半生を描いたこの作品。



点字チケットの半券


点字名刺プロジェクトでは、世界初?となる点字チケット(名刺サイズのシールに点字を刻印し、それを張り付けたチケット)で参加をさせて頂きました。


NPO法人みのり準備委員会様は、盲学校を卒業した生徒の居場所を作る為、作業所の設立を目指しています。視覚障害と知的障害などを併せ持つ盲重複障害になると、一般的な会社に勤める事が難しく、卒業後の進路に不安を抱えます。


そんな盲重複障害を抱える5名の母親が立ちあがり、NPO法人設立に向け準備を進めているのです。 NPO法人みのり(準備中)のフェイスブックです



会場で販売されていたポチ袋とメッセージカード


画像はNPO法人みのり設立準備委員会様が作製した点字ポチ袋と、点字封筒付きメッセージカードです。 「将来、視覚障がい者のお仕事につながれば」 という事で、点字名刺プロジェクトでも一年前から販売をさせて頂いております。




点字ポチ袋の販売


こちらもどうぞよろしくお願いいたします。




絵の画像は塙保己一学園(盲学校)のゆるきゃらつえぽん(向かって左)と、映画の主題歌を歌うペッカリー(向かって右)です。