点字名刺プロジェクト 



2015年6月1日・2日・4日・5日・8日・9日・10日・11日・12日の作業日誌


6月10日の作業風景です

作業日誌をご覧いただきまして誠にありがとうございます。
前回、更新させて頂いた5月29日の作業の後、6月1日・2日・4日・5日・8日・9日・10日・11日・12日と、作業を行う事ができました、


上の画像は6月10日の作業風景です。




今年の一月に発注をした点字を刻印をする為の機械。今月、ようやく到着いたしました。点字名刺プロジェクトでは、8年間の経験から、様々な工夫を凝らすことで、ハッキリクッキリと点字を刻印する事が可能となりました。


お客様からのリピート率。継続してご注文を頂く割合が高まったのは、点字名刺のクオリティーが高まったからだと思っています。


しかし、綺麗に点字を刻印するためには、労力と時間が必要でした。この問題点を解決するために、業者様にお願いをし、改善してもらったのがこちらの機械です。よりクオリティの高い点字名刺を作ることが可能になったのでは?と期待をしております。


点字名刺プロジェクトの生命線となっているのが、綺麗に点字を刻印する事です。この分野、日々の課題になっておりまして、改善の繰り返して今日に至っております。


「最高級の点字名刺を提供し、お客様に感動をして頂きたい」


このような気持ちで作業に取り組んでいる所でございます。ご注文ありがとうございました。




5月16日のパラトライアスロン横浜大会です。後ろに乗っているのが山田敦子選手です。


6月8日、リオのパラリンピックを目指す、パラトライアスロンの山田敦子選手(PT5=視覚障がい者の部)を取材させて頂きました。 パラトライアスロンを普及させる事よりも、「視覚に障害があったとしても、チャレンジする事の大切さを訴えたい」 このようにおっしゃっていたのが印象的でした。


視覚障がい者がトライアスロンの行うに当たり、三つの障害があるようです。 「人」・「場所」・「お金」です。



視覚に障害がありますので、ガイドさんの誘導のもと、一緒に競技を行います。特に、海外でレースを行う場合、一緒に遠征をも行いますので、ガイドさんの確保等、様々な負担がのしかかります。


場所
視覚障がい者がバイクを走行する場合、タンデム自転車を用います。このタンデム自転車(二人乗りの自転車)。乗ってもいい都道府県(9~10県ほど)と、乗ってはいけない都道府県が存在し、特に関東は全滅という事でした。練習したくても練習できない環境があるのです。


お金
日本で製造しているタンデム自転車。上記の理由などもあり、需要が少なく、大量生産ができない事から、価格が高い傾向にあるようです。


また、パラリンピックを目指す場合、海外のレースに出場し、ポイントを稼がなければなりません。山田選手はこの遠征費を捻出するのに、クラウドファンディング(ネット経由で群衆に呼びかけ資金を調達する制度)を活用しました。(山田選手はみんながトライアスロンにチャレンジできるよう、基金を作りたいとおっしゃっておりました)


視覚障がい者が参加できるトライアスロン。最近になり、少しずつ増えています。それは、「先駆者的な存在である山田敦子選手の実績が、少しずつ評価されているからです。 視覚に障害があったとしても、怪我なく安全にゴールをする。山田選手のこの実績が、パラトライアスロン(PT5)の環境を広げている要因になっているのです。


限りなく0のものに、色を付ける(チャレンジ)事の大切さ。 応援してくれる仲間のため。そして、未来を作る為に頑張っている山田選手の活動は、私どもの活動と重なる部分も多くあり、ココロの財産となる取材となりました。