点字名刺プロジェクト |
2014年11月17日・18日・19日・20日・21日・22日の作業日誌
11月21日頃の作業風景です
作業日誌をご覧いただきまして誠にありがとうございます。
前回、更新させて頂いた11月16日の作業の後、17日・18日・19日・20日・21日・22日と作業を行う事ができました。
お陰様で、お客様のご注文が多かった関係で、今週は日曜日から土曜日まで、全ての曜日で点字刻印の作業を行う事ができました。
点字名刺プロジェクトを立ち上げて8年目となりますが、今までこれだけの作業日を設けた事が一度もなく、本当に嬉しい限りでございます。
一人でも多くの視覚障がい者の方に作業を行って頂きたい。
このような気持ちで活動しておりまして、鍼・灸・按摩(マッサージ)とともに、新たな視覚障がい者のお仕事として根付いてくれればと思い、運営をさせて頂いております。
ご注文、本当にありがとうございました。
2014年11月23日、視覚障がい者と一緒になって遊ぶことのできるボードゲーム。アラビアの壺の体験会があるとの事で、東京都国立市へ取材して参りました。
2014年11月1日~3日に行われていた視覚障がい者の総合イベント。サイトワールドにアラビアの壺が出店されており、ここで開発者の方に取材をさせて頂いたのがきっかけでございます。
アイテムは九つの壺となります。
音は全部で三種類。 一種類の音につき、三つの壺が用意されています。 プレイヤーは、「ツボを振るか?」それとも、「壺を移動させるか?」の選択肢が与えられ、同じ音の壺を「縦」・「横」・「斜め」 のどれか一つにそろえた人が勝ちというゲームです。
会場は視覚障がい者が6名、晴眼者が7名の計13名で行われ、地元のケーブルテレビの取材も入り、賑わいの中ゲームが終了致しました。
隣に座られていたのが、弱視のお子様でも使いやすいノート「kiminote」(きみのて)を開発された方でした。
罫線が太く、デザインが可愛いのが特徴です。→
この事をツイッターでつぶやくと、子供の頃、弱視だった方(現在は全盲)からメッセージを頂きました。
「そう言うのがなかった頃、市販のノートにも解る線を引くのは父の仕事だったわ。 父みたいな親は世界中にいっぱいいたのよね、きっと。 今は物理的には大進歩。 精神的には大退歩かも。 小さな幸せをもっと皆にも知って欲しい!」
実は、「kiminote」を開発されたのも、ロービジョン(弱視)の方でした。同じ目線に立って考えられたノートなのだとわかりました。
こちらのノートを開発するに当たり、資金を捻出しなければなりません。そこで、kiminoteの開発者はクラウドファンディング(インターネットで資金を調達するサービス)にチャレンジし、軍資金をねん出する事に成功させました。 → 弱視の子にも使いやすいかわいい・かっこいいノートを作りたい!
志が高くとも、お金がないがために断念する方が非常に多いようです。しかし、最近では、このサービスを利用して、自分の志をチャレンジする方も少なくないようです。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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