点字名刺プロジェクト |
2014年7月25日の作業日誌
作業日誌をご覧いただきましてありがとうございます。
22日の作業後、24日の午前中にも作業を行う事ができまして、お客様から安定したご注文を頂く事ができております。
本当にありがたい限りでございます。
この日は作業の合間を縫って、網膜色素変性症である釜本美佐子さんの講演を聞きに伺いました。釜本さんは日本ブラインドサッカー協会の理事長で、ブラインドサッカーをここまで普及させた人物として知られています。
ちなみに、美佐子さんのお兄さんはメキシコオリンピックで得点王に輝いた釜本邦茂さんです。
ブラインドサッカーとは、視覚障がい者であってもサッカーができるよう、ボールに鈴を入れる等、工夫がなされた5人制サッカーです。
このブラインドサッカー。
圧倒的に韓国が突出した先進国だったようで、釜本さんが関わった2001年にはすでにリーグ戦や、ブラインドサッカー専用の競技場が韓国にあったそうです。
そこで、釜本さんは日本にブラインドサッカーを根付かせたいと考え、バイタリティ溢れる行動に出るのです。早くも2003年に日本選手権を作り、2011年にはブラインドサッカーアジア選手権を仙台で開催させる事に成功させました。
そして、今年の11月にはブラインドサッカーの世界選手権が日本で開催されることになったのです。
時代を作っていくのはいつも当事者です。
「点字名刺を日本中に普及させたい。」 そんな視覚障がい者の方が現れた時は、私どもはいつでもサポートをさせて頂きます。
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