点字名刺プロジェクト



2014年2月2日・3日・4日の作業日誌



作業日誌をご覧いただきまして誠にありがとうございます。

お蔭様で、全国からたくさんのお名刺が到着した関係で、2日・3日・4日と作業を行う事ができました。 本日の4日は視覚障がい者が集まるNPO法人にもお名刺を持って行き、たくさんの方に作業を行って頂きました。


一般的な会社のように、週5日のペースで作業を行いたいと思っておりましたので、本当に嬉しい限りでございます。


画像はココロスキップの代表である大政が、お客様(盲人観劇に取り組んでおられる劇団民藝様)からのお手紙(メール)を読んでいる場面です。


早速、作業をされた方の一人は、「お礼の意味を込めて、通われている点字サークルにポスターを貼る」といっておりました。


もともと、補助犬法が施行される前から、視覚障がい者の方が演劇が見やすい環境が整っていたようです。というのも、盲導犬が世間から煙たがられていた時代、遠藤貞男さん(第7回ヘレンケラー・サリバン賞を受賞」という方が、劇を観たいと願う視覚障がい者の方の為に、様々な方面に働きかけを行っていたからです。


そして、その気持ちに応じたのが劇団民藝さんでした。盲導犬がいても大丈夫なように、また役者の息遣いや立ち回りの音などをわかってもらえるよう、視覚障がい者の方が最前列で見れる配慮がなされているのです。


劇団民藝といえば、宇野重吉さんらが立ち上げ、綿引勝彦さんや中尾彬さんなどを輩出している名門です。生前、大滝秀治さんが代表を務め、現在では奈良岡朋子さんが共同代表となっています。


目が見えない方でも楽しめる。まさに、ユニバーサルデザインの考えを取り入れた演劇が既に存在していたのですね。


劇団民藝公式ウェブサイト


次回の作業日は、雪が積もっていなければ2月6日の予定となっております。ご注文,、本当にありがとうございました。